バーバーが語る【ディーンスタイル】とはどんな髪型？特徴やサンプルも紹介

バーバースタイルの中でもひときわ存在感のある「ディーンスタイル」。

実は、フェード初心者でも整えやすく、それでいて貫禄を出すことのできる、人気のスタイルなのだ。

今回は、そんなディーンスタイルの基本情報、セットの仕方などを、写真を交えながら詳しく解説していこうと思う。

「ディーンスタイル」とはどんな髪型

「ディーンスタイル」は空気を含みながら無造作に流したトップと、タイトにカッチリとつけたサイドが特徴的なスタイルである。オールバックからはワイルドさ、流れるようになでつけられた髪色からは色気を感じることができる。

1950年代に若者のシンボル的な存在として活躍したハリウッドスター、ジェームズディーンのヘアスタイルを踏襲したディーンスタイル。このスタイルは、今なおメンズカットの中で強い影響力を保っている。

ジェームズディーンについては、こちらの記事でも詳しく書いている。

ディーンスタイルの魅力は、スタイリングが苦手な人でも手軽に髪を整えられるところにある。荒めのコーム、あるいは手櫛を使って髪を後ろに流すだけで、すぐにきっちり決まるシルエットを作ることができる。

また、ディーンスタイルはくせ毛の人にも相性がいい。くせ毛が跳ねて、髪のボリューム感が大きすぎることに悩んでいるくせ毛の方でも、ディーンスタイルにすればしっかり髪型をまとめることができる。

このように、ディーンスタイルはフェードカットでありながらも手軽に取り入れることができ、かつハリウッドスターのような「男の貫禄」を出すことのできる、魅力的なスタイルなのだ。

ディーンスタイルは眉毛にかかるくらいの前髪があれば再現可能である。そこまで毛量を必要としないため、セットを崩した時に前髪が目にかかるわずらわしさもない。

ディーンスタイルのセット方法は以下の通り。

そのままでもキマるディーンスタイルだが、スタイリングを加えることでさらなるハリとツヤを与えることができる。

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理容室アパッシュ大町店　店長　西恭兵(@choose_barber)がシェアした投稿

アパッシュスタイリストの西が手掛けたディーンスタイル。さながらハリウッドスターの風格である。

ディーンスタイルの元祖、ジェームズディーン。その特徴的な髪型は、ジェームズディーンを1950年代の若者の象徴的存在へと押し上げた。

以上、「ディーンスタイル」についてその特徴やセット方法を紹介してきた。手軽に髪型を整えることができ、かつスターの風格を漂わせることのできるディーンスタイル。ぜひ、次のヘアカットの際に取り入れてみてはいかがだろうか？

ディーンスタイル以外にも、バーバースタイルは数多く存在する。以下の記事で一例をまとめているため、ぜひ一度見てくれ。

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