道具に魅せられ、アパッシュで進化した山上健太のバーバーライフ


美容室に応募したと思ったら理容室だった

青森県出身で、高校時代はサッカー一筋で過ごしていました。

進路を考える時期になり、人見知りな自分にとって面接練習が苦手だったこともあり、就職を選びました。

美容室に応募したつもりが、そこは理容室でした。予想外の入口でしたが、ここからが僕のバーバーライフの幕開けとなりました。

美容師になろうと思ったのは、Youtubeでアイロンセットなどの方法をよくみていたからです。

理容への応募だと気づいた時も、女性と話すことが苦手な僕にとって、理容の世界は自然とイメージができました。そして、いとこの夫婦も床屋を営んでいたこともあり、理容師としての道もアリだと思えました。

就職先は地元の全国チェーン店の理容室。

働きながら通信制の理容学校に通い、1日200人を超えるお客様が来店する環境で6年修行を積みました。

10〜15分で仕上げることが当たり前の世界。理容師としての基礎を徹底的に叩き込まれました。

本格的にカットを任されるようになってからは、青森市内の移動、さらに山形出張など県内外をまわりながら経験を重ねました。

ツールボックスとの出会いが、バーバーとしてのやりがいを生んだ

趣味でしていたサッカーでキーパーをし、ある日、指を骨折しました。仕事は、カットどころか、シャンプーすらできず暇を持て余す時間ができました。


そんな時、YouTubeで理容の動画をみていたら「アパッシュ」と出会ったのです。

バーバーという言葉さえ知らずに理容師をしていた自分にとって、アパッシュの動画は衝撃的でした。

髪型の自由さやスタイルの格好よさに、まるで新しい世界を発見したような感覚を覚えました。

特に、鈴木さん・宮崎さんが紹介していたツールボックスの動画は、シザーやクシ、クリッパーに一つ一つこだわりを持ち、自分にはまるで「宝箱」のように見え、何度も同じ動画を繰り返し見ました。

宮崎 剛瑠のツールボックス動画

鈴木 琢将のツールボックス動画

他にも、Wahlクリッパーの紹介動画に惹かれ、その動画がきっかけでクリッパーを揃えはじめました。

初めて買ったWahlクリッパーは、シニア・マジッククリッパー。

その後、スーパーテーパー・レジェンドなど毎月のように買い足していきました。

いつの間にか、クリッパーだけで大きな段ボール2つになるほどの「自分の宝箱」になっていきました。

お店ではクリッパーはほとんど使わず、大切に保管しながらウィッグで練習を重ねる日々。

店が閉店後、そこから深夜0時まで、車のトランクに積んだ自分のツールボックスを取り出し、毎日練習に打ち込みました。

道具を使いこなせていく感覚が純粋に楽しく、アパッシュのスタイルに近づきたいとに夢中で手を動かしてました。

今までお店のバリカンしか使ったことがなかった僕にとって、Wahlのクリッパーは「これが本場の道具か」と新鮮な感覚でした。

ーただの作業だった理容の仕事が、道具を通して自分にとっての「表現」に変わるー

道具を知るたびに「理容師としてやりがい」がでてきました。

バーバーへの学びがとまらない毎日

理容師6年目に転職を考えはじめ、フットサル仲間からの紹介で青森県弘前の理容室へ転職しました。

そのお店は、理容師も美容師もいる店舗。

ウィッグでしか使ったことがなかった道具たちも、自分のツールボックスとして活用し座席に飾ったりもしてました。

理容一択だった店舗と打って変わって、美容師のオーナーからパーマやカラーの仕方も本格的に学びました。ロッドを手にしたのも実はこの時がはじめて。

今でもパーマが得意なのはこのお店の経験のおかげでもあります。

唯一変わらないのは、営業後に練習する生活。家に帰ってご飯をたべながらバーバーのYotubeをみる毎日。

この時は、アパッシュのyoutubeに限らず、世界中のバーバーのYoutubeを見るようになっていました。

Youtubeでインプットし、営業後の店でアウトプットする。その生活が楽しくて仕方なかったんです。フェードスタイル一つとっても無数にあるスタイルを知った時、学びがとまらなかった。

理想は常にアパッシュ。

「旭川にAPACHEっていうすごいバーバーショップがあるんですよ」お店のオーナーに語り続けていたくらい憧れだった。

理容師になって7年目。その情熱を行動にうつしたのは、アパッシュが東光店をオープンする2022年。

ついにアパッシュメンバーに

アパッシュ東光店のオープンの少し前。函館で開催された「RIDE WITH APACHE」に参加した。そこで僕ははじめてアパッシュメンバーを目にした。

感想はただ一言 

「やべぇ。かっこいい」

Instagramでつながっていた須藤さんとも直接話すことができ、人柄に触れてさらに惹かれました。

夜は無理を言ってビリヤードまで連れてってもらい、疲れている中でも一緒に時間を過ごしてくれた。その温かさに心が動かされました。

YouTube越しの憧れが、リアルになった瞬間、情熱はさらに加速し、ダメ元で面接を受けることを決意しました。

面接は、川上さん、たくさん、西さん、巧太さんの4対1。想定外の質問ばかりで頭が真っ白になり、答えもうまく出てこなかった。

今思うと、準備不足のまま本心をさらけ出したことが逆によかったのだと思います。彼らはどんなに取り繕っても本質を見抜く人たちだから。

後日、1通の封筒が自宅に届きました。恐る恐るみた採用通知書は今でも大切なものとしてとってあります。

採用されて嬉しい反面、働いているお店に何も言っていない。転職したばかりの店にまだ1年しか勤めていなかったしこれからって時だったので報告には勇気が必要でした。

お店のスタッフみんな「よかったじゃん!応援するよ」と背中を押してくれ、あの瞬間は今でも心が温かくなります。

そして2022年1月、僕は正式にアパッシュメンバーとなりました。

山上Instagramより

アパッシュに入りバーバーがもっと好きになった

アパッシュに入社し3年。僕は、バーバーという仕事がもっと好きになりました。


入社当初、旭川に来て知り合いもいなかったが、アパッシュメンバーは家族のように温かく迎え入れてくれました。言うべきことはしっかり伝えてくれるからこそ、そこに深い愛を感じることができます。

この3年間で僕が成長したことは大きく3つあります。

1つ目は、「自分に自信が持てるようになった」こと。
以前は影に隠れるような性格で、接客にも自信を持てませんでした。アパッシュに入ってから、お客様から「雰囲気が変わったね」「かっこよくなったね」と言われ、バーバーとしても人間としても自信がつきました。

2つ目は、「この業界、バーバーをもっと好きになった」こと。
動画で見るアパッシュはにぎやかなイメージでしたが、実際に働いてみると、驚くほど真面目。プロフェッショナルな姿勢に触れ、この仕事に対する愛情がさらに深まりました。

3つ目は、「家族との関係が変わった」こと。
東北のRIDE WITH APACHEのとき、青森の父を居酒屋に誘いました。アパッシュメンバーとも会い、温かく迎えてくれました。

父とは、一緒にいても口をあまりきかない関係性でしたが、それ以来、帰省のたびに父と自然に会話できるようになり、わだかまりがなくなっていきました。

仕事を通じて家族関係まで変わるとは思いませんでした。

僕はいつか津軽海峡を越え、地元青森でアパッシュの看板を背負いたいと思っています。その夢を叶えるために、今は学び続け、夢への道を歩み続けます。

山上 健太のお気に入りの道具

道具への探究心を止めない山上。そんな彼の手元には、こだわりの道具がある。

シザー(ナルトシザー)

アパッシュに入り最初に購入した、ナルトシザー。

川上さんにおすすめしてもらい、その切れ味と使いやすさに一瞬で惚れ込みました。 ベーシックなスタイルから細かい部分まで、ほぼすべてのカットに使用しているシザー。

持ち手にはカスタムで模様を入れてあります。タトゥーを入れていない僕にとって、道具こそが表現の一部。自分の個性を映す存在でもあるのです。

最近購入したカスタムシザー

川上さんと一緒に相談しながら、唯一無二のカスタマイズをしたシザー。刃先が薄く短いため指先の感覚がダイレクトに伝わり、ブレにくくなっている。

フェードの馴染ませや段差を消すのに最適で、オールマイティに使える一本。手にした瞬間からカットが一層楽しくなり、技術の幅が広がる道具として気に入っています。

No Clipper No Life

まだアパッシュのメンバーではなかった頃、2022年6月14日にAPACHE公式サイトでクリッパーを購入しました。その際、備考欄に「川上さんのサインをお願いします」と記入したところ、実際に直筆のサイン入りで届きました。

使用しているうちにサインが薄れてきたため、今ではほとんど使わず大切に保管しています。 バーバーとしての世界を広げてくれた川上さんのサイン入りクリッパーは自分にとってまさに宝物の一つになってます。

まとめ

今回はアパッシュメンバーの山上について紹介した。

普段の会話からは見えない山上の人柄やバーバーとしての熱い想いを知っていただけたら嬉しい。山上ご指名のご予約は、TELまたは春光店ホットペッパーからよろしくお願いいたします。

TEL:0166-74-6361
ホットペッパー春光店 予約
山上Instagram


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