最近人気のバーバースタイル。大人の男性だけでなく、学生さんにも幅広く親しまれているスタイルだ。
「カッコ良い髪型にしたけどいきなり髪型を変えるのは不安…」
雑誌やテレビで見るような、カッコイイスタイルには憧れると思う。しかし、スタイルを知らないとあなたによく似合うスタイルを見落としてしまうかもしれない。
そこで今回は、バーバースタイルの中でも特に人気なヘアースタイルを13個紹介する。
各スタイルには画像だけでなくセット方法や必要なアイテムについても記載しているので、自分でセットしやすそうな物を選ぶのも手だ。
最後まで読む頃には「これにしたい!」というスタイルが決まるように記事を書いているので、ぜひ参考にして欲しい!
CONTENTS
- 1 ハリウッドスターのようなスタイル「Dean(ディーン)」
- 2 自然とかっこいいが口にでる「ポンパドール」
- 3 男らしさ満載「フェザーアップスタイル」
- 4 カッコイイ男のクラシカルな伝統「スリックバック」
- 5 フェードカット生かす「ハードパート」
- 6 歴史あるスタイル「モホーク」
- 7 男らしいスポーツ刈りが「クルー」
- 8 落ち着いた男らしさ「クロップスタイル」
- 9 フォーマルでも使いやすいアレンジが効く「ローフェード」
- 10 ミュージシャン発祥のクールなスタイル「サイコスタイル」
- 11 カルチャーを引き継いだ伝統のデザイン「フラットトップ」
- 12 自然に流せるカッコ良さ「ティアドロップ」
- 13 アーティストのようなデザイン性「ロイド」
- 14 まとめ
ハリウッドスターのようなスタイル「Dean(ディーン)」
1950年代に活躍したハリウッドスターの名前からとられた「Dean(ディーン)スタイル」。Deanスタイルは空気を服見ながら無造作に流したトップと、タイトにカッチリとつけたサイドが特徴。
前髪が眉毛にかかるくらいの長さがあれば再現可能で、セット方法は以下の通り。
セット方法
- ベーススプレーを髪全体に馴染ませる
- ドライヤーをかけながら、ブラシを使いバックに向けて流していく
- 10円玉ほどの大きさにワックスを取り、手のひらに馴染ませる
- 上方向に指を通しながら全体に塗り、サイドはコンパクトに、トップは空気を入れて立たせるようにする
- ツヤを出す為にポマードを10円玉ほどの大きさに取り手のひらに広げる
- 表面を中心に付けて束感を強調しつつ、サイドは抑え気味に、トップは潰さないようにしながらポマードを付けていく
- メッシュコームを立てて束感を出しながら形を整えていく(この時、髪を引っ張りすぎ長いように注意)
スタイルの特徴、セット方法、どのくらいの髪の長さでできるか、どんな人におすすめか、どんな雰囲気になるかを紹介。
セットに使うアイテム
【ディーンスタイル】をより詳しく知りたい人向け
自然とかっこいいが口にでる「ポンパドール」
バーバースタイルの王道とも言われているポンパドール。クラシカルなデザインでありながら、現代でも通じる男らしいカッコ良さを持ったスタイルになる。
セット方法は以下の通り
- ベーススプレーを全体に吹きかけ、ドライヤーで根元から立ち上げる
- ブラシを前髪の根元に入れて根起こしをし、髪を立てる準備をする
- 根元が立ち上がったら、ポンパ(立ってる部分)の高さを”おでこ”の2/3ほどの高さを目安に調節する
- ポンパの側面も立てた方向に流してやり、つむじ周りはボリュームが出ないように潰す
- ポマードをさくらんぼほどの大きさに取り、後ろからサイドを潰すように押さえる
- 手に残ったポマードを、形が崩れないようにポンパにつけて上げる
前髪がふわっと上がり、後頭部に沿っての収まりが良いためシルエットにこだわりたい人におすすめのスタイルだ。
セットに使うアイテム
ポンパドールについて詳しく知りたい人向け
男らしさ満載「フェザーアップスタイル」
サイドとバックはフェードカットにし、前髪を立てるようにするスタイル。アウトラインはリーゼントのようにしつつ、前髪を上げることで少し毛先を遊ばせたスタイルになる。
セット方法
- 全体的にベーススプレーやバームを馴染ませ、ドライヤーをかけながら全体を毛の流れに沿ってセットしていく
- 前髪は下からドライヤーをあて、立たせていく
- ファイバーポマードなどクリーム系の整髪料で毛先を遊ばせて完成
セットに使うアイテム
【フェザーアップスタイル】についてより詳しく知りたい人向け
カッコイイ男のクラシカルな伝統「スリックバック」
側面はスッキリと短いフェードにし、グラデーションをつけて繋げた上部をオールバックにするクラシカルなスタイル。
前髪がおでこに被るくらいの長さがあり、サイドをフェードスタイルで刈り上げている場合すぐにセットができる。セットを簡単に済ませながらカッコイイスタイルを再現したい人にオススメだ。
セット方法
- ベーススプレーを全体に馴染ませ、スタイリングの下地を作る
- ポマードを指の第一関節が埋まるくらいの量を取り、手のひら全体に馴染ませる
- バックからつけて、フロント全体までポマードを馴染ませる
- 全体に馴染んだらアフロコームを使用し、根元からバックに向けてコームを入れていく
(この時表面だけでなく、髪の内側にもコームを入れてとかすイメージでバックに流す) - メッシュコームで最終的な形を作り、できるだけコンパクトに仕上げて終了
セットに使うアイテム
スリックバックをもっと詳しく知りたい人向け
フェードカット生かす「ハードパート」
サイドをフェードにし、トップをコンパクトに流したスタイル。フォーマルな場、カジュアルな場両方に対応できるスタイルで、日常使いがしやすいことが特徴。また、ハイフェードやスキンフェードにしている人はトップとのコントラストが付けやすいため特におすすめだ。
セット方法
- 髪を伸ばしながらドライヤーで7割ほど乾かす。分け目がはっきりつくよう毛の流れを整えることがポイント
- ポマードを第一関節よりも多く取り、指の間にも行き渡るよう手全体に馴染ませる
- 分け目がハッキリすようにサイドにポマードをつけ、次にトップ、最後に後ろからつけていく
(この時表面だけでなく、髪の内側にもしっかりとポマードが行き渡るよう、根元から手ぐしを通して馴染ませる) - ポマードの水分を飛ばすため、ブラシで髪を引っ張りながらドライヤーを当てる
- 霧吹きで水を吹きかけ、表面を軽く湿らせる(ポマードのホールド力が高まる)
- 第一関節の半分くらいの量のポマードをとり、再びつけていく
(この時、整えた髪を崩さないように、ハードパートが際立つように分け目を押さえていく) - 分け目を基点に放射状にコームを入れていく(この時、前髪以外はボリュームを抑えられるようしっかりと押さえることに注意する)
- 最後に前髪を少し立ち上げて完成(根本から斜め後ろ方向にコームを入れて立たせる)
セットに使うアイテム
ハードパートをもっと詳しく知りたい人向け
歴史あるスタイル「モホーク」
アメリカの先住民族・モホーク族をルーツに持つヘアスタイルで、トップのモヒカン部分を残し、高い位置まで刈り上げる見た目が特徴のスタイル。
遊びのあるスタイルだが、オトナの男に似合うスタイルとして昔から取り入れられている。大人はもちろん、ダンディーなスタイルに憧れる人にもオススメのスタイルだ。
他のスタイルと異なり、モホーク専用にカットしないと成り立たないスタイルであるため注意が必要。
セット方法
- ベーススプレーを全体に吹き付け、コームで髪を立たせながらドライヤーをかける
- ブラシで面や毛の流れを整えるようにしながら、ドライヤーをかける
- ポマードを手一面に馴染ませ、前髪を立ち上げるように馴染ませる
- 手グシで左から右への毛の流れを整える
- 最後にコームを使って毛の流れと束感を微調整
セットに使うアイテム
モホークについてもっと詳しく知りたい人向け
男らしいスポーツ刈りが「クルー」
縦長のフォルムで作るフェードと、寝かせたトップから構成されるスタイルだ。セットを簡単にすることができ、スタイリッシュなカッコ良さを見せることができる。
校則や会社の規則が厳しい場所でも問題無く使用できるスタイルなので、学生や就活中の方にもオススメのスタイルだ。
セット方法
- 髪を乾かす
- 第一関節よりやや少なめにポマードを取り、指先を中心にしっかり伸ばす
- 根元から指を入れて前後に動かしながら、頭皮をこするようにポマードを馴染ませる
- 全体にポマードが馴染んだら、毛の流れに沿って髪を整え、コンパクトなフォルムにする
- 毛の流れに沿ってコームを入れ整える(つむじ周りはやや立て気味に)
セットに必要なアイテム
落ち着いた男らしさ「クロップスタイル」
前髪をペタッと寝かせたシルエットが特徴のクロップスタイル。フェードカットとの相性は抜群で、人気の高いスタイルだ。
クロップスタイルについては以下の記事でも詳しく解説している、気になる人はチェックして欲しい!
セット方法
- マットタイプのポマードを、第一関節ほど取り、根元から全体にしっかり馴染ませる
- 後ろから前に流すように馴染ませ、ハチ(頭の斜め45℃の部分)は抑える
- フロント部分はペタッと寝るように押さえつけ、荒めのアフロコームで毛の流れを作る
クロップスタイルでよく聞く悩みは「前髪が寝ない」ということだ。そこで、前髪を寝かさないための具体的な方法を紹介した記事を用意した。クロップスタイルに挑戦する方はぜひ参考にしてくれ。
セットに使うアイテム
フォーマルでも使いやすいアレンジが効く「ローフェード」
フェードの位置が低く、毛の流れや動きを自由にアレンジできることが魅力のローフェード。どのような髪の長さでもセットできるので、「いきなりスキンフェードにチャレンジするのは怖い、似合わなかったらどうしよう?」と不安に思う方にはぜひローフェードから入ってみて欲しい。
セット方法
- ベーススプレーを馴染ませ、ブラシを使って根元を起こしながらドライヤーを当てる
- サイドパートの毛の流れを出すようにブラシをかけてドライヤーを当てる
- 前から熱を与えて根元を起こし、ボリュームを出していく
- マットなワックスを手にトレ、指の間までしっかりと伸ばす
- 髪の表面に優しいタッチで馴染ませ流(この時、ドライヤーで作った立ち上がりや毛の流れを崩さないように注意!)
- 表面に行き渡ったら、手グシで内側にもワックスを馴染ませる(根元に空気を含ませるようにするとGood)
- 最後にアフロコームでとかしながら整え、スプレーをかけて完成
セットに使うアイテム
ローフェードについてもっと詳しく知りたい人向け
ミュージシャン発祥のクールなスタイル「サイコスタイル」
80年代のサイコビリーやパンクなど、ミュージシャンを中心に人気となっていたスタイル。フェードカットとモヒカンを組み合わせたような形が特徴で、個性的な髪型を求める人にオススメできる。
前髪が眉毛くらいの長さがあればできる髪型だが、非常に個性が強いスタイルなのでフォーマルな場には向かないことに注意しよう。
セット方法
- ベーススプレーを吹き付け、ドライヤーをかけながらブラシで髪を立ち上げる
- 前髪のみやや丸みを出すように後ろに向けてコームを入れる
- ハードスプレーを吹きかけ形をキープ
- 前髪の先を丸めるように、指先でほぐしながら遊びを加える
- 最後にもう一度ハードスプレーを吹き付け、崩れないよう形をキープする
セットに使うアイテム
サイコスタイルの詳細を知りたい人向け
カルチャーを引き継いだ伝統のデザイン「フラットトップ」
クラシカルな雰囲気とカジュアルさを併せ持つスタイル。日本の角刈りにも似たスタイルで80年代のヒップホップアーティストやスポーツ選手の間で流行り、セットのしやすさと日常使いのしやすいデザインから今でも人気のスタイルだ。
スポーツ刈りなど、短髪から少し伸びた短髪の方でもできるスタイルなので部活をしている学生さんにもオススメ。
セット方法
- ベーススプレーをかけてロールブラシで馴染ませる
- 毛の流れに逆らうようにロールブラシを入れて髪を根元から立ち上げながらドライヤーをかける
- マットポマードを手に取って伸ばし、根元から上に押さえるようにしてつける
- 手のひら全体でフラットなフォルムを整えるように馴染ませる
- コームを使ってフラットな形を使い、毛の流れと立ち上がりを作って完成
フラットトップをもっと知りたい人向け
セットに使うアイテム
自然に流せるカッコ良さ「ティアドロップ」
エリ周りは短めにして、左右どちらかの髪の毛を重めに垂らしたスタイル。他のスタイルよりもセクシーな印象で髭との相性も抜群なことからオトナに人気のスタイルだ。
セット方法
- ベーススプレーを当ててドライヤーをかけ、毛の流れに沿ってセットする
- 前髪に重さがあるので、自然な形で残すよう調整して完成
セットに使うアイテム
ティアドロップスタイルをもっと詳しく知りたい人向け
アーティストのようなデザイン性「ロイド」
定義が難しいロイドだが、ここでは以下のように定義して紹介する。
前髪に重さを残し、サイドとバックはミドルフェードにして、フェードカットの特徴とクロップスタイルのようなカッコ良さを併せ持つスタイル。
セット方法
- ベーススプレーを使用し、ドライヤーをかけながら毛の流れに沿ってセットする
- 前髪を少し膨らませるようにドライヤーをかけ、前に垂れるようにセットする
- クリーム系の整髪料で後頭部部分を遊ばせる
セットに使うアイテム
まとめ
今回はイメチェンを成功させるために、カッコ良く男らしいバーバースタイル13選を紹介した。気に入った髪型が見つかったなら幸いだ。
もしイマイチピンと来ない、自分の髪質に合うかわからないという不安をお持ちの方は、「APACHE-アパッシュ-」まで足を運んで貰えれば喜んで相談にのりたい。
最後に、アパッシュスタッフのInstagramを掲載する。実際に運用する中での参考にしてくれ、フォローも大歓迎!
◇Apache Omachi Shop Manager 西 恭兵
◇Apache Main Shop Manager 鈴木 琢将
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