バーバースタイルの人気が増している中で、ポマードを使ったスタイリングに挑戦してみようと考えているメンズも多いのではないかと思う。
しかし、いざポマードを買ってみても、ポマードに適してない髪型にスタイリングをすることで逆に不恰好になってしまうリスクがある。ポマードを使ってスタイリングをしたい場合、ポマードに合ったヘアスタイルにすることが前提だ。
この記事では、ポマードを使って完成させる髪型を5種類について、それぞれの特徴とポマードを使ったスタイリングの方法を紹介する。今後の髪型選びの参考にしてほしい。
1、トラディショナルな七三分け「ハードパート」
ハードパートとは、簡単に言えば髪をビシッと七三分けにするスタイルだ。
トリマーで分け目にラインを入れることで、よりビシッとした印象の七三分けを作ることができる。
このハードパートの魅力はポマードでスタイリングすることでよく現れる。
ポマードでしっかりと分け目を作ってスタイリングすることで、フェードカットの部分からトップにかけての輪郭をきれいに繋げることができるのだ。
ハードパートのスタイリング方法
ハードパートは、以下のステップでポマードを使ったスタイリングができる。
- 濡れた髪を、分け目がつくように整えながらドライヤーで乾かしていく
- ポマードを第一関節よりも多く取り、手のひら全体に馴染ませる。
- 分け目から順に髪全体にポマードを馴染ませる
- 分け目を基点に、放射状にコームを入れていく。
- 前髪を少し立ち上げて完成。(根本から斜め後ろ方向にコームを入れる
ハードパートにオススメのポマード「BROSH / HARD POMADE」
BROSHのHARD POAMDEは、オリジナルポマードよりも強いホールド力を持つポマードだ。湿気や汗に負けずスタイルをキープさせることができる。ハードパートのように分け目の流れをしっかり作りたいスタイリングには特にオススメしたい。
2、トップの丸みのあるフォルムが特徴「クロップスタイル」
クロップスタイルとは、サイドをフェードカットで短く刈り上げ、短く揃えた前髪にかけてトップ全体を前方向に流すのが特徴のバーバースタイルだ。
ストリートファッションとの相性が良く、シンプルながらも洗練された印象を持たせることができる。
髪質が柔らかい人やくせ毛の人には特におすすめだ。
直毛の人はアイロンパーマで動きを作り髪を寝かせることで、いい形のクロップスタイルを作ることができる。
前方向にかけてトップに波のような動きを出すのもクロップスタイルによく見られる特徴だが、これはポマードなくしては作れないディテールだ。
ポマードとコームをうまく使うことで初めてクロップスタイルならではの毛先の動きを作ることができる。
クロップスタイルのスタイリング方法
ハードパートは、以下のステップでポマードを使ったスタイリングができる。
- ポマードを指の第一関節に収まる程度の量を取り、手のひら全体に馴染ませる
- 後ろから前の流れを意識しながら髪全体にポマードを
- つむじ付近は、毛の流れに沿って立たせるようにコームを流す
- トップにはメッシュコームを使って後ろから前へ動きを出しながら流す
クロップスタイルにオススメのポマード「BROSH / CLAY POMADE」
クロップスタイルのスタイリングにオススメしたいのが、BROSHのCLAY POMADEだ。
通常のポマードと比べてツヤ感がないのがこのポマードの特徴だ。自然な仕上がりを作ることができる。
マットなテクスチャーが似合うクロップスタイルとの相性が抜群に良いポマードだ。
3、悪目立ちしない柔らかな印象の「アイビーカット」
アイビーカットとは、全体的に前髪を立たせて横に流し、髪を左右に分けることを基本とするスタイルだ。
「アイビー」という言葉は、アメリカにある8大学の総称である「アイビーリーグ」が由来となっている。昔ながらのカレッジカルチャーを起源としているこの髪型は、学校からオフィスまであらゆるシーンに取り入れることができる、目立ちすぎないスタイルだ。
アイビーカットも、分け目を作って左右に流し前髪を上げるスタイルが特徴的だ。
アイビーカットのスタイリング方法
ハードパートは、以下のステップでポマードを使ったスタイリングができる。
- タオルドライし、少し濡れた髪に分け目を作りドライヤーをかける
- ポマードを指の第一関節と程度の量を取り、手のひら全体に馴染ませる
- ポマードを全体に馴染ませる(毛先につけることがポイント)
- 形を整え、コームで流れをつける
アイビーカットにオススメのポマード「BROSH / ORIGINAL POMADE」
アイビーカットのスタイリングにオススメのポマードが、BROSHのオリジナルポマードだ。BROSHは、FULL JAPAN MADEにこだわった日本のブランドなので、硬い日本人の髪質もしっかり抑えることができる。
BROSHの中でも、オリジナルポマードは最も定番のポマードであり、ツヤ感やホールド力は標準レベルだ。
アイビーカットにオリジナルポマードを使うことで、サイドのボリュームを抑えたり前髪を立たせたりなど、基本的なスタイリングをストレスなく仕上げることができるだろう。
4、シブい大人によく似合う「スリックバック」
スリックバックとは、簡単に表現するならオールバックの髪型だ。
サイドはフェードカットで短く刈り上げ、トップは全て後ろに流す。
分け目を作る必要がないので、格段にセットがしやすいという特徴がある。朝あまりスタイリングに多くの時間を割きたくないという人には特にオススメのスタイルだ。
そして、このスリックバックはシンプルなスタイリングながら、大人の男の渋い雰囲気を出すことができるのが大きなメリットだ。
サイドのフェード部分を少なめにすることで、ビジネスのシーンでも案外通用する雰囲気に仕上げることもできる。
スリックバックのポマードを使ったスタイリング方法
ハードパートは、以下のステップでポマードを使ったスタイリングができる。
- ベーススプレーを全体に馴染ませ、スタイリングの下地を作る
- ポマードを指の第一関節が埋まるくらいの量を取り、手のひら全体に馴染ませる
- バックからつけて、フロント全体までポマードを馴染ませる
- 全体に馴染んだらアフロコームを使用し、根元からバックに向けてコームを入れていく
スリックバックにオススメのポマード「BROSH / SUPER HARD GEL」
髪を全体的に後ろに流すスリックバックスタイルにオススメしたいポマードが、BROSHのSUPER HARD JELだ。
BROSHポマードの中でも随一のホールド力を持っていて、前髪を後ろに寝かせるスリックバックのスタイルでもしっかり抑えてくれる。
5、ボリューム感の強い大胆なスタイル「ポンパドール」
ポンパドールとは、前髪とトップに高さとボリューム感を出し、前髪を高く上げるスタイルだ。リーゼントやモヒカンもポンパドールの一種である。
ポンパドールが大きな流行を見せたのは1950年代だ。エルヴィス・プレスリーをはじめとしたミュージシャンがポンパドールのスタイルを取り入れたことが影響し、当時のアメリカの不良たちにとって標準なスタイルとなった。
今回紹介するヘアスタイルの中では圧倒的なボリューム感があり、大胆な男の存在感を放つことができる、アイコニックなスタイルだと言えるだろう。
ポンパドールのポマードを使ったスタイリング方法
ハードパートは、以下のステップでポマードを使ったスタイリングができる。
- ベーススプレーを全体に吹きかけ、ドライヤーで根元から立ち上げる
- ブラシを前髪の根元に入れて立ち上げ、前髪の高さを調節する
- 前髪の側面も立てた方向に流し、つむじ周りはボリュームが出ないように抑える
- ポマードをさくらんぼほどの大きさに取り、後ろからサイドを潰すように押さえる
- 手に残ったポマードを、形が崩れないように立てた前髪につけて上げる
ポンパドールにオススメのポマード「LAYRITE / Orginal Pomade」
LAYRITEは、水性ポマードの元祖とも言える伝説的なブランドだ。
このOrginal PomadeはLAYRITEの最も定番のアイテム。ホールド力もあり、セットもしやすく、使い勝手が一番良い。
オールドアメリカンなカルチャーをリスペクトしているブランドでもあるので、50年代アメリカにルーツを持つポンパドールを仕上げるのには最適なポマードだと言えるだろう。
まとめ
今回は、ポマードを使って完成させるヘアスタイルを5つ紹介した。
ポマードのスタイリングを毎日していくと、自然と身だしなみが整っていき、ファッションを含めた全身のコーディネートの楽しみが増えていくだろう。
今回紹介したポマードや、アパッシュ公式通販サイト、楽天ショップで販売している。
気になるアイテムがある人はぜひ一度通販サイトをチェックしてみてほしい。
個人はもちろん、サロンやバーバーの方々に卸での注文も承っているので、気になるアイテムがある人はぜひ一度通販サイトをチェックしてみてほしい。
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