フェードカットのときに気になるのが、頭の窪み。ハイフェードの場合、かなり高い位置でグラデーションをかけるので気にならないが、ミドルやローのときには目立ってきてしまう。
髪の流れを見ながら刃を調整していくことが大事だが、実際どう対処するのか、解説していく。
フェードカットの窪みを対処できる!クリッパーの紹介
Wahl 5 Star Cordless Senior(ウォール5スター コードレス シニア)
Wahl Detailer Classic S&B(ウォール ディテイラークラシック)
Wahl 5 Star Finale “2nd Edition”(ウォール 5スター フィナーレ)
テクニック大公開!窪みを対処するフェードカットの方法!
シニアでベース作り
No.1アタッチメントを使用
ディテイラーでベース作り
フィナーレでベース作り
シニアで窪み対処
フェードカットは、左から切っていくときは、そのまま流れで入りたいとこだが、毛が後ろの下の方へ向かってい生えているので、逆からコーナーを使ってくぼみに入っていくことで対処。
ハーフ状態にしてから、も同じ工程を意識。出っ張っている部分は刃一面でとり、窪みはコーナーで取るのがポイント。
フルオープン状態での最後の調整は、自分の感覚で少し長めにレバーを調節してコーナーで取っていく。
音を聞きながら少しずつ短く調節していくことが必要だ。
基本的にフラットブレードは刃の形状が緩くカーブしているので、なるべくフラットに刃を着けて、刃の尻を利用して小さなCムーブを描いて取っていくことを意識していこう。
そうするとm上のグラデーションと繋がっていくはずだ。
シニアで仕上げる
No.1/2(1.5mm)アタッチメントを使用。
1.5mmアタッチメントは先が丸くできているし、形状もなだらかにできているので、カーブもよりなだらかにできるのが特徴。肌に滑らせるように使える神ブレードだ。
全体的に窪みなども含め、コーナーを使いながらなだらかに仕上げていく。
フェードラインを意識して作っていくので、窪みがあると、フェードラインも凹んでしまうところが難しいだろう。そんなときはアタッチメントを調整して、フェードラインを意識しながら窪みにもグラデーションをかけていく。生え方に合わせてコーナーを使うと良いだろう。
まとめ
コーナーの凸凹を合わせるのにはテクニックが必要であり、大変なポイントだ。これに関してはひたすら練習あるのみだろう。お客様一人一人の髪の流れをよく見ておくことも大事になってくる。
北海道旭川市の理髪店アパッシュでは、フェードカットを始め、クロップスタイルやサイコスタイルなど様々なバーバースタイルを追求している。
また、この他にも多数Youtubeを更新しているので、ぜひ見ていただきたい。