【メンズ向け】アイロンパーマの特徴・メリット・セット方法を解説


最近、僕たち理容室「アパッシュ」でも、「アイロンパーマできますか?」と質問をいただくことが多い。バーバースタイルを追いかけ続けているが、近年特に人気な印象だ。

そこで今回は最近メンズの間でも流行っている「アイロンパーマ」について解説しよう。

特徴やメリット、セット方法だけでなく、デメリットについても包み隠さず紹介する。また、写真を多めに掲載しているので、行きつけの理容室で頼む時に画面を見せてもらえば再現可能だ。

アイロンパーマをやってみたいけど、具体的なイメージを掴んでから頼みたい人はぜひ見ていって欲しい!

アイロンパーマの写真集

まずは写真で見てイメージをつけてくれ。各写真にインスタのリンクを貼っているので、気になる写真はタップしてみて欲しい。

アイロンパーマとはコテで作るパーマのこと

アイロンパーマは、ショートヘアーでもできるパーマであり、コテを使ってパーマをかけていく方法だ。

一口にアイロンパーマと言っても、全体にカールががったもの、クロップスタイルと合わせたもの、くせ毛風に整えたものなど様々な種類がある。

共通して言えるのは、やんわりとした印象にできる。特に、直毛の人でも、アイロンパーマをかけることでナチュラルなくせ毛を作り出せるなど、髪質に悩んでいる人にもおすすめだ。

注意点としては、施術に時間がかかることだろう。具体的には、2時間くらいだ。早めの予約と、時間に余裕を持った計画を立てて欲しい。

クロップスタイル が完成する手順は動画にまとめてあるので、気になる方はチェックしてくれ。


アイロンパーマをおすすめする3つの理由

アイロンパーマには3つのメリットがある。それぞれ見ていこう。

1:1ヶ月以上もつので施術回数が減る

アイロンパーマは、アイロンの熱とパーマ液で強制的にクセをつけるため、1ヶ月以上パーマがかかった状態になる。

つまり、メンズであれば通常のカットと同じくらいのペースでOKだ。頻繁に通わなくて良いのはお財布に優しい。

2:メンテナンス、セットが楽

直毛の方でもセットが楽になることがアイロンパーマのメリットの一つ。アイロンをかけた段階で、髪の生えグセや分け目などが矯正されるため、朝のセットが一瞬で終わる。

特に、ポマードを使ったセットは簡単で、1分で切り終わった後のスタイルが再現できる。

3:幅広い職業で使える

ナチュラルなくせ毛風パーマであれば、ビジネスシーンでも活用できる。特に髪型に厳しい営業、金融窓口、公務員などの方でも違和感なく取り入れられるスタイルだ。仕事でもプライベートでも活かせる一石二鳥なスタイル。

アイロンパーマは髪が痛みやすい

アイロンパーマにする最大のデメリットは、髪が痛むことだ。パーマ液でダメージが入り、そこに熱を加えるので髪に負荷がかかる。

髪が乾燥しパサつく、髪の弾力が失われ、コシがなくなる、ブラッシングで引っかかりやすくなることもある。

髪へのダメージを補うためには、日常のヘアケアが大切だ。アイロンパーマをした後は、ヘアケアも忘れず取り入れてくれ。

アイロンパーマのセット方法と便利アイテム

アイロンパーマは髪に形状記憶させるため、とにかくセットが楽になる。便利なアイテムと組み合わせれば1分以内に整えるのも難しく無いので、それぞれ見ていこう。

アイロンパーマのセット方法
  1. ポマードを全体に馴染ませる
  2. 髪の流れと毛先を整える
  3. 目の粗いコームで遊びを持たせる

たったこれだけだ。形状記憶でベースは既に出来上がっているため、少し遊ばせたい部分のみセットするイメージでOK。

セットに便利なアイテム

ビジネスシーンで使うのであれば、クレイポマードの替わりに無香料の「ブロッシュポマード ビズ」を使おう。

また、ドライヤーは家で使っているものでOK。

アイロンパーマの組み合わせ写真集

ここでは、様々なパターンのアイロンパーマを用意した。全てアパッシュで可能なスタイルのため、詳しいことは各スタッフのインスタから問い合わせて欲しい。

クロップスタイルと組み合わせたアイロンパーマ

Stylist:理容室アパッシュ大町店 店長 西恭兵 (@choose_barber)

前髪がおでこにつくように下ろしたクロップスタイルと、アイロンパーマの組み合わせだ。コンパクトなシルエットにしつつ存在感を出せるため、ベリーショートでパーマをかけたい人に特に人気のスタイルになっている。

毛先を遊ばせたくせ毛風アイロンパーマ

Stylist:理容室APACHE東光店/店長/Takumasa Suzuki

こちらはナチュラルなくせ毛のように見えるアイロンパーマだ。先ほどのクロップと見比べると、アイロンパーマの幅が伝わるだろう。


ウェーブをかけたアイロンパーマ

Stylist:理容室APACHE東光店/店長/Takumasa Suzuki

前から後ろに流れを作るアイロンパーマで、動きのあるスタイルになる。サイドとバックにフェードをかけることで、より存在感を放っている。

コラム:アイロンパーマの様々な呼び方

アイロンパーマには多くの呼び方がある。例えば以下の通り。

緩パン:緩やかなパンチパーマ

濡れパン:濡れた感じのパンチパーマ

緩パンはカールをよりくせ毛っぽくする、濡れパンは根本にアイロンを入れないなど細かい違いはあるものの、どちらもアイロンパーマの一種だ。

パンチパーマを現代風にアレンジして、今の人に受け入れられるように…といった背景もある。

理容室で頼む時は名前にとらわれず、「こういった髪型にしたい」ということを伝えてもらえればOKだ。

まとめ

今回はアイロンパーマについて解説した。最後にポイントを振り返ろう。

  • アイロンパーマはコテを使ったパーマ
  • 直毛の人でもくせ毛のような形にできる
  • 簡単にセットできる反面、髪へのダメージもあるのでヘアケアが大切

今回紹介した「アイロンパーマ」は、バーバースタイルのほんの1つにしか過ぎない。他にも多くのバーバースタイルを紹介しているので、カッコ良さを追求したい人はぜひ以下の記事をチェックしてみてくれ!


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