【リプラスプロ2】初心者でも扱いやすい魔法のバリカン、ブレードを付け替えることであらゆる場面に対応!


今回は、現場でリプラスプロ2を使い倒しているアパッシュが、特徴からブレードの種類、アタッチメントまでリプラスプロ2の全てを解説する。

リプラスプロ2は、ブレードを替えるだけで多くの場面に対応できるマルチなバリカンだ。パワーや表示もバリカン初心者の人が使いやすいように設計されており、使う時に迷うことがない。

さらに、軽量なため女性や美容師の方も使いやすいことも特徴。フェードカットを始めたばかり、これから極めたい人にはぜひ、リプラスプロ2を知ってみて欲しい。

実際に使っている動画も紹介しているので、あわせて参考にしてくれ。

リプラスプロ2が使いやすい3つの理由

リプラスプロ2は初心者にも使いやすい機能が満載だ。まず、なぜ使いやすいのかを紹介しよう。

理由1:3段階のパワー調整&一定のパワーで困らない

液晶がついており、現在のパワーとバッテリー残量が一目でわかる。これは、他のWAHLバリカンには無い魅力だ。

また、パワーが3段階で切り替えられるのも特徴。ハイパワーの時は、一気に刈り上げられる。ミドルはフェードを作り上げたい時、ローは細かく動かして振りたい時に使える。

また、隠された機能としてバッテリー残量に関係なく、一定のパワーを出し続けられる機能も搭載されている。

この機能と表示によって、以下のような使い勝手を得られる。

  • 残量が一目でわかるので、充電し忘れが無くなる
  • 全ての工程を一定のパワーで行えるため、ムラができにくい
  • バリカン側でパワーを切り替えられるので、表現の幅が広がる

バリカンに慣れないうちはつい充電を忘れたり、上手く刈れた時の調整レバーの位置を忘れたりと中々扱いが難しい。そんな悩みを解消してくれるリプラスプロ2は、初心者にとって強い味方になってくれるバリカンだ。


理由2:ミリ数が一目でわかるから刈りやすい

今刈っているミリ数が何ミリか、一目でわかる所もリプラスプロ2の魅力だ。

WAHLのバリカンの多くは、無段階調整レバーがついており、オープン、クローズ以外は感覚で刈り上げることになる。

対してリプラスプロ2はブレードごとに3〜5段階の調整ができ、それぞれにミリ数が設定されていることから刈高がわかる仕組みになっている。

ブレード側で段階的な調整ができると、綺麗なフェードを決まった手順で作れるようになる。感覚的な部分を少なくできるため、手順を再現しやすいことが特徴だ。迷わずに刈れるためスピードアップにも繋がる。

では次に、リプラスプロ2最大の特徴とも言えるブレードの種類を見ていこう。

理由3:美容師や女性でも扱えるほどスリム&軽量

最近では理容室だけでなく、美容室でもフェードカットが求められる。だが、通常のバリカンはゴツくて重く、慣れない人や手の小さい人は扱いが大変だ。

リプラスプロ2であれば、スリムなボディで握りやすく、他のWAHLバリカンと比べても100gほど軽い。つまり、手首を痛めにくく振りやすいバリカンというわけだ。

これからフェードカットの技術を磨いていきたい美容師や、女性にとってもリプラスプロ2は強い味方となってくれるだろう。

美容師でもバリカンが扱えれば、男性客の獲得に繋がる。詳しくは以下の記事で紹介しているので、集客に悩んでいる美容師の人はぜひ見てくれ!

リプラスプロ2のブレード(替刃)4種類を解説

リプラスプロ2には、4種類のブレードがある。それぞれ役割が異なるため、一つひとつ見ていこう。

共通して言えるのは、切れ感がとても良く、切れ味が落ちにくい最高のブレードだ。

1.スピードブレード:スタンダードなブレードで初心者も使いやすい

(0.7 / 1.3 / 1.9 / 2.4 / 3mm)

リプラスプロ2を購入すると、最初から付属しているブレード。攻めないスタンダードなフェードを作りたい時に頼りになる一枚。

他のバリカンではアタッチメントが必要になる部分まで、この一枚で対応できる。ちょうどスーパーテーパーのような使い方ができる替刃だ。

また、刃が若干太めに設計されており、お客さんの毛穴に刺さりにくいようになっている。素早く刈り上げたい人にとっても強い味方になってくれるだろう。

スピードブレードを見てみる

2.ブレンディングブレード:柔らかいフェードが作れる

(0.5 / 0.8 / 1.2 / 1.6 / 2.0mm)

フェードに特化したブレードであり、柔らかくボカしたフェード作りができる。グレーの部分が多く、綺麗なグラデーションを作りたい時に重宝する一枚だ。

マジッククリップを使っている人には、同じような感覚で使える替刃になっている。初めて替刃を買う人に、最初におすすめしたいブレードになっている。

ブレンディングブレードを見てみる

3.フェーディングブレード:攻めたフェードが作れる

(0.5 / 0.8 / 1.2 / 1.6 / 2mm)

0.5mmから始まり、2mmまで対応しているため、より攻めたフェードを作りたい時に必要になる。また、スキンフェードに繋げる時にも役に立つ一枚だ。

また、スピードブレード同様切れ味が鋭く、パシッとしたフェードを作りたい時にはこちらがおすすめ。シニアのような感覚で使える替刃だ。

フェーディングブレードを見てみる

4.テクスチャーライジングブレード:上級者向けだが独自の表現ができる

(MIN / MID / MAX)

別名オールインワンブレードとも呼ばれる、レザーカットのようなカットができるブレードで、トップを作る時に使う。ただし、これは上級者向けのブレードで感覚を理解するのは正直大変だ。

ハサミで言うと、すきバサミのような立ち位置にある替刃になっている。

ブレードの中で唯一3段階で調整するブレードであり、使いこなせばハサミとレザーで表現できない絶妙な表現ができるようになる。

これは言葉で説明するより、使っている部分を見てもらった方がイメージがつきやすいと思う。以下の動画を再生してみてくれ。

テクスチャーライジングを見てみる

※クロムスタイルプロのものだが、リプラスプロ2でも使用できる

次に、リプラスプロ2のアタッチメントを紹介しよう。

リプラスプロ2のアタッチメント

リプラスプロ2のアタッチメントは、通常のWAHLのアタッチメントと異なるため注意が必要だ。買った時に付属品としてついている上からはめるタイプと、マグネットタイプがある。それぞれ見ていこう。

共通して言える注意点は、スピードブレードの最も短い長さ(0.5mm)につけた時、アタッチメントの長さで切れるようになっていることだ。

例えば、3mmのアタッチメントをつけた時、0.5mm(ブレード) + 2.5mm(アタッチ)で3mmになるように設計されている。

初期でついているアタッチメント

最初からついているアタッチメントは、上から被せるタイプのものだ。長さは以下の通り。

(3.0 / 6.0 / 9.0 / 12 / 18 / 25mm)

つけ外しがしやすいため、3.0mm〜のアタッチメントを使う人はこちらのアタッチメントで問題ない。ただし、より短い部分の1.5mmなどを使う場合は、次に紹介するマグネットタイプのアタッチメントが必要になる。

マグネットタイプのアタッチメント

マグネットタイプのアタッチメントは、付け替えの頻度が高い人、短めのフェードで綺麗なグラデーションをつけたい人にとって必要なアタッチメントだ。

(1.5 / 3.0 / 4.5 / 6 / 9 / 12mm)

WAHLのバリカンを使う上でも重要視される1.5〜4.5mmのアタッチメントがマグネットタイプでしか無いため、リプラスプロ2をメインでフェードカットしようとするなら必須レベルだ。

強力な磁石を使っているため、使っている最中に外れるということは無い。ただし、心臓にペースメーカーが入っている人は5cm以上離して使う必要がある。該当する方は注意してくれ。


マグネットタイプのアタッチメントを見てみる

リプラスプロ2ミニは同じ感覚で使える「トリマー」

リプラスプロ2には、同じ感覚で使えるトリマーである「リプラスプロ2 ミニ」も発売されている。

刈高は0.4mmで、3段階のパワー調整ができるため、耳周りやキワの部分はハイパワーで、細かいフェード部分を繋ぎたいならミドルからローパワーで調整できる。

また、3mmと6mmを切り替えられる専用アタッチメントも付属しているため、長めの部分を調整したい時にも使える。

トリマーは一本あると、ハードパートのライン入れやスキンフェードなど使う場面が多いのでおすすめだ。

リプラスプロ2ミニを見てみる

まとめ

今回はリプラスプロ2について解説した。最後にポイントを振り返ろう。

リプラスプロ2のブレードまとめ

  1. スピードブレード:スタンダードなブレードで初心者も使いやすい
  2. ブレンディングブレード:柔らかいフェードが作れる
  3. フェーディングブレード:攻めたフェードが作れる
  4. テクスチャーライジングブレード:上級者向けだが独自の表現ができる

この記事のポイント

  • リプラスプロ2が使いやすいのは「電池残量の表示」「3段階のパワー調節」と「目で見てわかる刈高」「本体がスリムで軽量」だから
  • アタッチメントは基本初期でついているものを使い、短めのフェードにこだわる場合にマグネットタイプを購入する
  • リプラスプロ2ミニは同じ感覚で使えるトリマーで、細かい部分で活躍する

ここまで読んでくれたあなたならお気付きだろうが、リプラスプロ2は一本で何本ものバリカンの役割を担ってくれるアイテムだ。

本来であれば1本20,000円のバリカンが必要なところを、5,500円の替刃一枚で新しい表現にチャレンジできるのは、フェードを学び始めた人にとって嬉しいポイントだろう。

リプラスプロ2は人気の商品で、アパッシュでも品切れとなることが多い。在庫がわずかとなっているので、気になった方は早めのご決断を。

リプラスプロ2を手に入れる

また、実際に刈っている所を見て学びたいという人のために、動画を用意した。これからリプラスプロ2を使いたい人はぜひ見てくれ。


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